2020年01月08日

冬休み


この正月休みは長かったですね。
みなさまいかがお過ごしでしたでしょうか。
多くの方が9連休だったのではないでしょうか。
環境設計も12月27日に仕事納め、1月6日仕事始めだったので、
世間と同じく9連休でした。

私はというと、例年変わりないのですが、実家で何日か過ごす他は、
個人的なフィールドに行ってタカやワシと戯れる、ということを繰り返しています。
今年に限っては、実家のみなさまが海外に行くということで、
実家で過ごす日がさらに少なくなり、さらにタカやワシと戯れる日が多くなりました。
ただ、実家で飼っているウサギを預けられてしまい、自宅マンションとか現場に
連れて行くわけにもいかず、会社で飼ってました。
そのために休みの間に何回も会社に行くという・・・。

そんなわけで、とりたてて特別なことをしたわけではないのですが、
冬休み中に現場でしたこと見たことをご紹介します。

■クマを見た
滋賀県の山の中ですが、例年であれば12月の中旬頃には冬眠に
入っているはずのクマが、尾根上の岩場でしばらく昼寝をした後、
谷の方に降りていきました。



いつもの年ならば雪に覆われているところ、今年はまったく雪もないし、
暖かいので冬眠していないのか、あるいは餌が少なかったので、
冬眠できていないのか。まあ珍しい。温暖化の影響なんですかねえ。
こちらもクマがいるとは思っていないので、まったく警戒してませんでしたが、
ちょっとは気をつけた方が良さそうです。
ただ、大あくびを繰り返しており、さすがに眠そうでした。

■クマタカがシカを食う
谷沿いのかなり低いところから現れたクマタカの喉元(そのう)が
大きく膨らんでました。

DSC09956.JPG

その方向ではカラスやトビも見られたため、なんだか怪しい、
と思って見に行ったところ、シカの死体が複数、河川敷に転がってました。
これはクマタカが食べていたのではあるまいか、
と思ってセンサーカメラを置いておいたところ、
次の日に見事にクマタカが写ってました。
グロい画像があるので苦手な方は見ないでください。


IMAG0001.JPG

IMAG0002.JPG

IMAG0005.JPG

DSCN6171.JPG

なかなかいいショットが撮れました。
狙いどおりです。
ただまあ、なんでこんなものが転がっているか、
ということを考えると、あまりいい気持ちもしません。

山にはシカが増えすぎて植生が衰退するし、麓では農作物にも被害を与えます。
そのため、シカの捕殺が推奨され、奨励金が支払われる自治体も増えています。
ただし、捕殺した場合には死体を持ち帰って処分するか、
山に埋めてくるかしなければならないはずですが、
ここでは何もかぶせられずに河川敷の目立つところに転がってました。

クマタカが食べていたシカ死体.JPG

ルール違反というかマナー違反というか、だいぶひどいですね。
山に行くとこういう死体がよく転がっているので、
役所の担当の方にこういう話をしたことがあるのですが、
「持ち帰るように指導しているので、そんなことはないはずだ」
とのたまわられました。
いやあ、現場を見ないで「はずだ」と言われましてもねえ。

絶滅危惧種のクマタカの餌にもなっていいんじゃないかと
思われるかもしれませんが、銃弾に用いられる鉛は動物にとって毒で、
鉛の破片を食ったクマタカは死んでしまうかもしれません。
また、先ほどのクマなどもシカの肉があるから冬眠しないのかもしれません。
そうすると、肉食に傾いたクマは、猟期が終わったら人を襲うようになる、
といったこともあり得るように思います。
そうでなくても、生態系のバランスが崩れて、
というようなことが危惧されています。

■オオタカの巣にカメラを設置した
3年前からクマタカの巣に画像送信型のカメラを設置して、
繁殖状況などを報告しておりましたが、今回はオオタカの巣にも
カメラを設置してみました。

IMAG0051.jpg

年末に設置したのですが、今のところカラスしか飛来しておりません。
この画像を見て「アレ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
詳細はまた後日。
もともと、3年前にクマタカと同時にオオタカの巣にもカメラを設置したのですが、
見事にフラれてオオタカは一度も飛来せず、ノスリがちらっときただけでした。
今回はどうなりますことやら。
またそのうち報告します。

そういえば、昨年、人工巣から巣立ったクマタカの幼鳥も観察してきました。

DSC09847.JPG

巣のカメラには11月以来写ってませんが、元気らしい。

さらに、イヌワシも見てきました。

DSC09995.JPG

私は神社や寺には初詣に行く習慣がないのですが、
イヌワシ詣でには毎年行ってます。

そんなこんなでとりとめもないですが、
私の冬休み日記でした。






posted by Kankyosekkei Co., Ltd. at 23:04| 生物調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月06日

謹賀新年


新年明けましておめでとうございます。
本年も環境設計株式会社をよろしくお願い申し上げます。


年賀状2019.jpg

会社で作った今年の年賀状です。
昨年5月に育休から復帰したIさんが作成されました。
写真は私が提供したもので、何年か前にアラスカで撮影した
「ホッキョクジリス」です。
ネズミを含む数点をネズミの仲間として提供した中で、
一番ネズミから遠いものが選ばれました。
「これはネズミ目だけどネズミじゃないよ」
とは言ったのですが、カワイイからこれがいい、とのことでした。
カワイイは最強だそうです。

この年賀状を見た人の中には、
ネズミと勘違いして送ってやがる、
この会社は生物の調査をしているはずなのに、なんて情けない、
などと思ってしまう人がいるのではないかと心配になりますが、
干支レースに牛に乗っかって出場なんて芸当はネズミよりも
リスの方がふさわしい、実際はリスだったのではないか、
などという話があるとかないとか(デマです)。

まあ、この写真のように寒いところからでも顔を出して、
これから伸びていきましょう、というところですかね。

それではみなさま重ねてよろしくお願いいたします。


代)

posted by Kankyosekkei Co., Ltd. at 12:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月26日

コンペ


早いものでもう暮れですね。
環境設計も仕事は今日で終了、明日は大掃除と忘年会です。

さて、ブログを2ヶ月近くサボってました。
忙しかったわけではなく、逆にいつもより暇だったような。
かえって忙しい方が仕事から逃げたくなって、
ブログを書き込んだりするんですよね。

そんなわけで久しぶりに更新しよう。
といっても私の話ではありません。

最近、「2025 大阪・関西万博ランドスケープデザインコンペ」
というのがありました。
万博会場のデザインを造園業界から提案しよう、という試みで、
主催が(一社)ランドスケープコンサル タンツ協会(CLA)。
万博協会からの募集ではないので、ここで選ばれたからといって、
万博の設計をする、というわけではなく、
造園業界から提案してみよう、
万博協会さん、よろしければ反映してください、
といった自主的な提案です。
その提案するプランを業界内で募集する、というコンペです。

環境設計でも、造園設計に携わる会社として、
しかも地元の会社が参加しなくてどないすんねん、
というような 話があったりなかったりで、
参加することとしました。

ただ、応募資格に「年齢制限は設けないが、
特に造園界の若手の参加を希 望する」との記載があり、
あんまりベテラン勢が参加するのもどうか、と思われたので、
環境設計としては、若手ばかりで参加することにしました。

といって、他社はベテランばっかり参加してくるんでしょうね。
だいたい、造園業界は概ねおっさんばかりですから。
若手が何人もいる会社ってうちぐらいですから。

通常、仕事となればやっぱりデザインコンペであろうが、
プロポーザルであろうが、とらなければ仕事がなくなってしまうし、
業務の責任者(管理技術者)を資格保有者が務めなければならないので、
なかなか若手ばかりに任せることはできないし、
少なからずベテランが口を出してしまう。

まあ、これは仕事ではないし、時間をかけてもいいので、
勉強の材料、若手の勉強、力試しの機会となっていれば幸い。

なんだか2ヶ月ぐらい、毎週集まって会議してました。

コンペ作業.jpg

活気があっていいですね。
しかし、若手同士だとなかなか意見がまとまらないらしい。
そこで、私などが入ってやろうとすると、
「お呼びでない」と拒否される。
まあ仕方がない。

それでもなんとか期日までにはできたらしい。
みなさんがんばりました。
できたものを披露したいところながら、結果発表前なのでまだできません。
表彰されることになったら披露させていただこうかな。

発表を楽しみにしておこう。
たぶんこんなことを書くと嫌がられるんだろうけど。



posted by Kankyosekkei Co., Ltd. at 21:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする