2020年07月30日

表彰


連日コロナ関係のニュースでなんだかくらーい感じですが、
環境設計株式会社にとってはうれしいニュースがありました。

独立行政法人水資源機構から、2年間にわたって実施した、
「平成30-31 年度小石原川ダムモニタリング調査」が
「優良業務」、本業務で主任技術者を務めた私が「優良技術者」
として「理事長表彰」を受賞しました。

https://www.water.go.jp/honsya/honsya/kisya/pdf/2020/06/20200629_honsya_02.pdf

毎年この時期に、○○業務が表彰されましたー、
とHPのトップであったり、本ブログで自慢方々紹介していたのですが、
昨年はしれっと表彰については触れずじまい。
実は、表彰業務がありませんでした。
一昨年は4件もあったのに・・・。

なので、当社としては2年ぶり。
水資源機構から理事長表彰をいただくのは4年ぶりとなります。
理事長表彰は受賞ランクとしては最上位です。
今年は水資源機構による委託業務に対するの理事長表彰は、
全部で11件、11名が受賞となったようですが、
表彰他社をみると大きなところばかり。
当社のような中小企業が理事長表彰をいただくことなんて、
希なことではないでしょうか。
まったくもってうれしい限り。

7月6日に水資源機構の本社のあるさいたま市で表彰式があり、
表彰状をいただいてきました。
コロナ渦の中の表彰式で、各社出席者が一人に限られるなど、
簡略化されていたそうです。
確かに4年前に受賞したときに比べると、ずいぶん質素だったような。

3024小石原川Dモニタ(理事長表彰).jpg
いただいた優良業務の表彰状。

IMG_6284.JPG
記念写真。
写真を撮る直前までマスクをしてましたが、
その瞬間だけマスクを取るという。

業務内容を紹介させていただくと、
当時建設中、完成間近という段階のダムにおいて、
貯水池の出現や流量変化に伴う環境変化を把握するため、
環境調査を実施した、というものです。
今後、試験湛水やダムの運用が予定されていて、
環境の変化が予想される中、生物の様々な項目(魚類、
魚類遡上状況、底生動物、付着藻類、植物、鳥類、
両生類・爬虫類・哺乳類、昆虫類)、生物の生息・
生育環境(環境基図、河川物理環境)を対象とした
調査を行いました。

長期にわたるモニタリングをこれから開始しよう、
というところで、当社が実施する内容が長期的に
継続されることになります。あらかじめ調査の
基本計画的なものはあったのですが、
調査地点、時期など現地の状況に即して、
改めて詳細に検討し直しました。

生物及び生物環境に関する総合的な調査であり、
生物についての広い知識、実績、ノウハウが問われる
業務でした。私としてもこれまでの経験をフル活用
するような業務で、これまでいろんな業務をおそれずに
やってきたことが活かせた、ということでも
うれしいことでした。
ただし、なかなかこうした業務を当社単独で
こなすことは難しく、複数社にご協力いただきました。
もちろん今回の表彰はこうしたご協力の賜でもあります。

しかし、業務の最初の段階では、方々から、
「これは大きな会社向きの仕事だよ、
おたくはこんな大きな仕事できるの? 」
と疑いのまなざしを向けられていたようです。

結果としては、十分できる、ということを証明
できたんじゃないかと思います。
ドラマの台詞を借りれば、「倍返しだ!」 というところ。

しかし、なんだかんだ言っても、半沢なにがしは大手銀行の
エリートサラリーマンですもんね。それも組織内の争いだし。

ところが当社の場合は中小企業。
小さな会社が大手のやるような仕事に挑戦して、
大手以上の成果を残す。
「百倍返し」のような。
ある意味ドラマのような。

いけませんね。調子に乗りすぎました。
たぶん、今年表彰されたのは、昨年表彰がなかったことで、
謙虚な姿勢で仕事をやったおかげだと思います。
こんな偉そうなことを言っていたら、
また来年表彰なしになってしまう。
また明日からは謙虚になります。
この投稿もそのうち削除します。
ちょっと喜びすぎました。

ただ、これから就職しようという学生さんには、
一言いわせていただきたい。
「小よく大を制す」というようなことができる会社を
選ぶのもよろしかろう。




posted by Kankyosekkei Co., Ltd. at 20:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月28日

求人


近畿地方はそろそろ梅雨明けでしょうか。
今年の梅雨は降水量も多かったし、長かったですね。
それでも季節は移りゆくもので、明けない梅雨はない。
コロナもそうであることを祈ります。

さて、環境設計株式会社では令和3年3月卒業見込みの
新入社員を募集しています。
中途採用社員についても随時募集しています。

コロナ騒ぎの中、就職に不安を覚える方も多かろうと思います。
また、内定がとれたとしても、今後のコロナや経済状況次第で
切られてしまうかも、と信じ切れない方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。
幸い、当社は公共事業を中心とした業務内容であることや
コロナ騒ぎを見越して早めに営業活動を展開したことで、
少なくとも今年度の売り上げが大きく落ち込むようなことは
見込んでおりません。
従って、内定切りのようなことは致しません。

とはいえ、小さい会社なので、多くの方を採用するような
ことはできず、いい人がいらっしゃれば早めに決めてしまう
かもしれません。
ご応募はお早めに。

生物調査を仕事として志す人、あるいは経験者、
造園設計あるいは緑地計画・設計を志す人、あるいは経験者、
を募集しています。
詳しくはホームページの求人情報をご覧ください。

なお、当社では近年、募集を大卒以上とさせていただいて
おりました。ただ、専門学校生や短大卒の方でアルバイトとして
来ていただく方の能力は、大卒以上のこともしばしばあり、
認識を改めております。
職業訓練として我々の業務に近いことを勉強されている方は、
単に学問として勉強されている方より即戦力に近いのかもしれません。
そんなわけで今年からは専門学校生や高等専門学校、短大卒
という方も募集しています。

近年、若者は仕事にやりがいよりも待遇や職場環境、安定性を
求める傾向にある、と言われています。当社もそれに応えられる
ような会社でありたい、とは思いますし、ある意味待遇や安定性
なども手前味噌かもしれませんが、先に書いたように他より
優れている面もあろうかと思います。
とはいえ、やはり若い方には仕事の中にやりがいであったり
楽しみを見つけてほしいなあ。
そうでなければ技術者として必要であるところの、
継続的な勉強だとか努力だとかできないんじゃないでしょうか。
というわけで、環境設計株式会社では生物調査だとか
造園設計・計画にやりがい、楽しみが見つけられそうな方を
募集しています。

ご応募お待ちしております。

代)


posted by Kankyosekkei Co., Ltd. at 22:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月03日

巣立ちの時期


梅雨ですね。
ジメジメしてます。
しかもコロナがジワジワきてます。

そんな中でも鳥の世界はいつもと変わらず、この時期は繁殖期の後半、
巣立ちの頃合い、となっています。

私が観察しているクマタカでは6月中に巣立った雛もおり、
遠隔監視しているクマタカの雛もそろそろ巣立ち、
となっているんじゃないか、と思います。
「思います」というのは、カメラがおかしくなって、
画像が送られてこなくなりました。
前から不定期送信になっていて、調子が悪かったのですが、
6月10日を最後に送信が完全にとまってしまいました。
その日の画像がこちら。

IMAG9205.jpg

50日齢ですが、よく育ってます。

その後、6月21日に研究のために巣に登ったのですが、
その際、スイッチを入れたり切ったりしたところ、
カメラが稼働したので、バッテリーやSIMカードを交換して、
帰ってきました。
6月22日の画像がこちら。

IMAG0150.jpg

62日齢ですね。羽にかざりが付きました。

6月24日の巣の状況はこのとおり。

IMAG0500.jpg

ムササビの食べ残し、ヘビが3本入ってます。
この画像を見たT君が小学生がバイキングに行った時のテーブルみたい、
と言ってましたが、まさにそんな感じ。
こんなに食べられるわけがないだろう。バイキングだったら店の人に怒られます。
餌がいっぱい与えられるので、雛はとっても元気。

IMAG0504.jpg

これは間違いなく巣立つ。2年連続の巣立ちだ、
と思っていたら、またカメラが故障。
26日以降画像が送られてこなくなりました。
こちら最後の日の画像。とっても大きくなりました。
もうまもなく巣立ち、という感じ。

IMAG0990.jpg

どうも画像情報にエラーの印が出ていて、送信されないだけでなく
カメラがおかしくなってしまった様子。
まあ、また復活する可能性もありますが、どうもこのカメラは不安定で、
繁殖期全体のデータは得られなくなってしまったと思われます。

昨年のデータと比較したかったので残念。
巣立ちまで見たかったなあ。


一方、今年はイヌワシの繁殖も見守ってました。
わりと貴重な映像が撮影できたので紹介します。



わかりますかね。
イヌワシの雄がゆっくり滑空、地面に降りるとそこにアナグマの成獣がいて、
アナグマから脅されるとイヌワシは飛び去り、その後もアナグマは興奮、
といった感じの動画です。
おそらく、イヌワシはアナグマを狙ったのでしょうが、この成獣を
狙ったのかどうかは不明。成獣を狙ったけど、わりと大きかったので断念、
とか角度が悪かったとか、気づかれたとか。
あるいは巣穴にいる幼獣をねらったけど、奥に入られたとか、
成獣がいたのでやめたとか。
よくわかりません。
ただ、不意を突ければ成獣でも捕獲することのあるイヌワシですが、
面と向かい合うと地上の獣に対して弱いもんです。



続いての画像はシカの幼獣を運ぶイヌワシの雄です。
イヌワシはシカを捕っちゃうんですね。
何度か見たことがありますが、幼獣とはいえ重そうですし、
落としてしまうこともあるようです。
最近、西の方ではシカが増えて、林床の植物が衰退し、
これまでイヌワシが主に餌としてきたノウサギなど中小の獣が減ったことも
一因となって、イヌワシの繁殖率が低下しているようですが、
その代わりにシカが餌となることがあります。
ここのイヌワシは17年ぶりの繁殖です。
この日は幼鳥が撮影できなかったのですが、巣ではないところに
シカを搬入しており、そこに巣立った幼鳥が滞在していたようです。

なんだか今年はイヌワシやクマタカの繁殖率が高そうです。
何が良かったのでしょうか。
私は記録的な暖冬が寄与しているんじゃないかと思います。
といって、これまで暖冬の年だからといってイヌワシやクマタカの
繁殖率が高かった記憶はない。温暖化でイヌワシやクマタカの繁殖率が
上昇傾向、というわけでもないし。
まさかコロナの影響? コロナで人が山に行かなかったから?
まさかね。








posted by Kankyosekkei Co., Ltd. at 23:33| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする