2024年04月01日

ブログ移行のお知らせ

2024年4月1日より、
弊社ホームページのリニューアルに伴い、
スタッフブログについても現在の外部サイトから、
弊社ホームページ内での運用に移行することにしました。

今後は弊社ホームページ(http://www.kankyosekkei.co.jp/)の
「スタッフブログ」をご覧ください。

長きに渡り、当ブログをご覧いただき、
誠にありがとうございました。


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2024年03月31日

令和5年度終了

長かった繁忙期が終わりました。
それとともに令和5年度も終了です。
令和5年度もいろんな方にお世話になりました。改めて御礼申し上げます。

とはいえ、私個人は週半ばには全部の仕事が終わって休暇に入っております。
最近、調査業務は年度越えの業務が増え、必ず年度末が工期、
ということもなくなりつつあります。
また、年度末ぎりぎりに工期という設定も減りました。
人事異動など年度末はバタバタするので避けよう、というものかと思います。
さらに、検査を工期内に、しかも工期ぎりぎりに完了させると減点というふうな
不思議な前倒しの風潮が広がりつつあります。
最後のは受注者からすると、なんじゃそりゃ、と思わないでもないですが、
いずれにせよ、3月末日を待たずして暇になってしまう人もけっこういます。
調査室には3月最終週はぜんぶ休暇、という人もいたぐらい。

私も水曜日の午後から休暇をとり、中部地方周遊の旅に出ております。
毎年、この時期の休暇でやることはパターン化しており、
山登り+猛禽観察→スキー→山登り+猛禽観察→スキーこのループを
休暇が続く限り繰り返します。
若い頃はスキーを連日でもできたのですが、体力的にそれは無理なので、
間に猛禽観察を入れる、という感じです。

今回は、1日目にクマタカの新しい巣がだいたいわかる、イヌワシの繁殖失敗を確認、

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クマタカの雄が餌を持って飛んでいる。 → 雌に餌を運んでいる。

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クマタカの雌のお腹の羽毛が毛羽立っている。 → 卵を抱いている。
といったことから、営巣地の位置を推定。

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この林分にクマタカの巣がありそう。巣にカメラをつけているつがいですが、

3月10日には雄が巣に飛来していたのに・・・。

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残念ながら大きく営巣地を移動させた模様。

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イヌワシの巣に親鳥がいない。数週間前に抱卵していることを確認していた。

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雌が餌探しで飛んでいる、巣に戻らない → 抱卵放棄が確定、残念。

それから白馬の八方尾根スキー場に移動、

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八方のこういう「どこ滑ってもいいですよー」って感じの、
日本のスキー場っぽくないところが好きですね。

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多少のブッシュはなんのその。
好みにもよるでしょうが、滑りごたえ、という点では
八方が日本一のスキー場だと思います。
さすが、オリンピックで滑降競技が行われたスキー場。

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景色も八方はすばらしい。

まあ、そんなわけで、体力的にはバテバテですが、
精神的にはすっかりリフレッシュしました。
来週から新年度、また新たな気持ちでがんばっていこうと思います。

新年度もよろしくお願いします。



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2024年02月29日

福井県立恐竜博物館

今冬は寒さもあまり厳しくなく、雪も少ないようですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
僕は先日、福井県立恐竜博物館に行ってきました。僕が入社する前に一度社員全員で行ったことがあるらしく、行った人からはとても評判がよかったのでとても楽しみでした。
入場して早速出迎えてくれたのは獣脚類に分類されるティラノサウルスの巨大なロボット、なんとこれ鳴きながら動きます。

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その迫力といったら思わず立ち止まったまま硬直してしまうほど。我々の仕事は山に入ることが多いのでよく安全管理の一環としてクマ対策をしますが、もし恐竜が今も生きていたらどう対策するんでしょうね。バズーカ砲でも担いでいくんでしょうか。

続いて、目を引くのは恐らくこの博物館で一番大きい標本であろう、ブラキオサウルスの標本です。

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ブラキオサウルスやニジェールサウルスなどは竜脚類と呼ばれ、長い首を持ち、高所の葉などを食べることが可能です。現在生息している動物でいうとキリンに容姿が似ていますね、時代が違っても生き残るための戦略として似たようなスタイルの進化をするのは面白いなと思いました。

そして、一番楽しみにしていたフクイサウルスです。

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1989年に発掘が開始されてから、2003年に新種として学名がつけられました。分類的にはイグアノドンの仲間だそうです。
フクイサウルスは有名なので知っていましたが、他にもアロサウルスの仲間のフクイラプトルや、竜脚類のフクイティタン・ニッポネンシスなど、多くの新種が福井県で見つかってるそうです。

と、見て回っていると見慣れた姿の生き物の写真が、

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ヤツメウナギです。見たことあるのは厳密にはヤツメウナギの仲間のスナヤツメという種なのですが毎年仕事で目にしていて、実際に捕まえた事もあります。これらはは少なくとも2億5000年前以上前からこの形態で生息しているそうです。昔から生息しているのはぼんやりとは知っていましたが、そんなにも昔だったとは… 思いがけないタイミングで勉強になりました。

他にもまだまだ展示されていましたがキリがないのでこれくらいにしておきます。
今回、福井県立恐竜博物館を訪れる前までは恐竜と今生息している動物との関係性など全く考えていませんでしたが、行ってみるとそれぞれの意外な共通点、相違点などを見つけることができ、新しい考え方も見えてきてとても面白かったです。行ったことがない方は一度行かれてみてはいかがでしょうか。

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