2018年05月09日

クマタカカメラ 滋賀版


三重県のクマタカの巣にしかけていたカメラを回収して、
当面、使う予定はなかったのですが、
先日、新たなクマタカの巣を発見しまして、繁殖していることがわかり、
その巣に向けて画像送信型のカメラを設置してきました。



こちら巣の発見につながる雌による餌運びの映像。

DSCN4257.JPG

こちらは巣にいた雛。
だいたい20日齢ぐらいかな。5月5日のことです。
一般的なクマタカの繁殖進行状況に比べると早いのですが、
餌運びを発見した際、雌が頻繁に探餌に出かけていた様子から、
さらに早く繁殖が進行していると想定していました。
研究のため、日齢を確認する必要があったのですが、
理想的にはもう少し雛が大きくなってから確認に行きたかったところです。
とはいえ、これぐらいの時期の雛が一番かわいい。

カメラについては、育雛の早い段階に木に登るわけにはいかないので、
地上に設置しています。
これまでのように巣に近い位置ではないので、カメラに望遠レンズを無理矢理接続しています。
ただ、カメラの構造上、アングルやピントは、
ネット経由で送信されてくる画像を見ないと、調整することができません。
にもかかわらず、今回設置した場所は、携帯の電波が非常に微弱で、
現場にいる間には画像を受信することができませんでした。
雛が小さいうちにあまり長い時間、巣の近くにいるのもよくありませんし、
アングル、ピントとも調整することができず、適当なまま帰ってきました。
その結果、アングルはばっちりでしたが、ピントはぼけぼけ。

IMAG2516.jpg

それでも親鳥や雛がいることはわかります。

IMAG2513.jpg

画像は定期的に送信されるようセットしてありますが、電波が微弱なため、
数時間に渡って送られてこないこともあります。
なので、確実なことはわかりませんが、親鳥はよく巣から離れているようです。

IMAG2533.jpg

こちらは雛だけの瞬間。

一昨日から現地は本降りとなり、レンズが曇ってしまいました。

IMAG2621.jpg

そうなると、真っ白かかろうじて親鳥が巣にいることがわかるレベル。
今日は曇りぐらいの天気のはずですが、レンズの曇りはとれません。
一応、防水のカメラとレンズですが、内部が露結していればもう終了。

現場にもう一度行って、雨よけをしたり、ピントを合わせてきたいところですが、
暇もないし、しばらく見守るつもり。
カメラが無事でおもしろい映像でも撮れたらまたアップします。





posted by Kankyosekkei Co., Ltd. at 17:14| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする