2019年07月26日

2年ぶりのTさん

梅雨が明け、会社の周りで蝉が元気に鳴いています☀
夏本番ですね〜(*^^*)👓🍺☀



先週、元社員のTさんが会社に遊びに来てくれました✨
Tさんは3年前に退社し、関東の方へ引っ越されましたが
大阪に来るたび、会社に遊びに来てくれます✨
嬉しいですね!(^^)!💓

夜はTさんを囲んで飲み会が開催されました🍺💕
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もちろん社長も参加です🎵
美味しいお酒とお料理と共に、楽しい時間を過ごしました✨


posted by Kankyosekkei Co., Ltd. at 10:58| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月19日

クマタカカメラ 0719 巣立った!


梅雨が続きますね。
しかし、今年の梅雨はそれほど暑くないので助かります。

前回書き込みから1ヶ月近く経過し、クマタカのヒナはどうなった?
という問い合わせは・・・
一切入りませんが、ひょっとすると気になっている方もいらっしゃるかも
しれませんので、経過報告しておきます。

ヒナというか幼鳥はもう巣立った、といってよろしいかと思います。
前回も書きましたが、クマタカの巣立ちは定義づけすることが難しく、
いつ巣立った、ということがはっきりしません。
ただし、もう1日中巣に戻ってこない日もありますし、
巣立ったといって差し支えないと思います。
より詳細にいえば、6月末から枝移りが活発になり、
7月1日の夜は巣に滞在していないので、6月末から巣離れが進行し、
7月初旬には巣立った、といったところでしょうか。
営巣木から離れた時期、というのは分かりません。

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こちらは7月2日の0時の巣の画像。
ヒナ(巣立つと同時に幼鳥といったりします)はいません。

ただし、未だに幼鳥は巣によく戻ってきますし、親鳥も餌を巣に持ってきます。
幼鳥はまだうまく飛べないし、うまく枝の上で餌を食べることができないので、
巣の上で餌の受け渡しが行われ、巣で餌を食べるようです。

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こちら本日(7月19日)の画像で、雌がヘビを搬入。その時点では幼鳥は巣におらず、
しばらくして巣に戻ってきて餌を食べている、といったところです。

今後もしばらくこういう状態が続くと想定しています。

幼鳥はもう尾羽も伸びきって、成長しきってますが、未だに時折雌から給餌されてますし、
少し前まで添い寝されることもありました。
どうもここの雌は世話好きというか子離れできない親らしい。

ともかくも、幼鳥が巣立った、ということで、

「人工巣へのクマタカの誘引および人工巣での繁殖に成功」と宣言します。

第1号ではないですし、私自身も初トライではないのですが、まだまだ珍しい事例かと思います。
いずれどこかで詳細とともに発表しますかね。
何にせよ、めでたい。

ただ、クマタカの場合、巣立ってからも養育期間が短くて半年、
長ければ1年半以上に及ぶこともあるようですし、繁殖参加するまでには
さらに数年かかるようですから、まだまだ大人になるには時間がかかりますし、
数多のハードルがあろうかと思います。

さて、時間は少し前になりますが、巣立つ前のヒナに起こった
「事件」についても報告しておきます。

6月22日のカメラ画像にいきなり異物が写りこみます。

1906221055.jpg

同時にヒナがいなくなってます。

しばらくすると、ヒナには新しい羽根が生えた状態で戻ってきています。

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なんじゃこりゃあ、というところですが、
実はこれ、研究目的で取り付けた目印です。
その前に一時捕獲していますが、もちろん許可されています。
まあ捕獲者は私なんですが。

この研究については会社でやっているものではなく、私個人のものでもないので、
ここでは詳細は触れません。ただ、目印がついたことでどこにいても
識別することが可能となりました。
どうしてもカメラの画像にこの目印が写ってしまうので、
経緯についても報告した次第です。

もちろん、育雛中の巣に登っているわけで、こんなことして大丈夫なのか、
繁殖に影響を与えないのか、といった疑問を持たれる方も
いらっしゃるかもしれません。
それについては私個人の見解として、
「適切なやり方でやれば、深刻な影響を与えずにすむ」と考えています。
その影響の程度についても今回のようにカメラを設置していると、
ある程度把握することができます。

今回の場合でいえば、捕獲のために営巣木に登っている最中には親鳥が周辺で
警戒していました。さらに、それまで毎日夜間は巣に滞在していた雌が、
捕獲後滞在しなくなります。捕獲直後はヒナもぐったりした様子がありますが、
(上の方の画像)
ヒナはすぐに復活して数十分で動くようになってます。

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その日のうちに雄は2回餌を搬入しています。
ただし、この日は雌が巣に戻ってくることはなく、給餌されていません。

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捕獲の次の日には、雌が飛来して給餌しています。

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さらに1日後には巣の上が餌だらけになって親鳥も餌を食べたりしています。

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夜間も雌が戻るようになって雨の日などには抱雛しています。

このように、一定期間、一定の影響を与えたことは間違いないようですが、
最終的に元通りというか、繁殖活動が継続されています。

これまで同様のことをやってきて、時間の長短はあってもだいたい同じような
経過をたどっています。だからといって、こういうことをやっても
「いつも大丈夫」というつもりはありません。
影響を与えていることは事実としてあって、やり方やタイミングがまずければ
深刻な影響を与えかねない、ということは知っておいていただければと思います。

ただ、繁殖期に営巣地を踏査するだけで繁殖失敗につながる、
というようなことをおっしゃる方もいらっしゃって、
調査が制限される場合がありますが、
ちょっとそれはどうかなあ、と思っています。
もちろんそれも時期とかやり方とかタイミングによりますが、
一律にダメというようなものではないというような気がしています。
とはいっても、捕獲というようなことは十分な経験を持った方のみに
制限すべきだと思います。

ちなみに、人工巣で繁殖した、と言ってますが、本当にこれが人工の巣?
と疑いを持つ方もいらっしゃるかもしれません。

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構造はあまり明らかにしたくないので、設置当初の状況です。
土台となる枝と枝の間がかなり開いているのがわかるかと思います。
普通、クマタカはこんなに開いた枝には巣を作りません。
適した枝がなくてもかけられるのが人工巣のいいところです。

P6220010.JPG

先日、巣に登ったときの画像はこのとおり。
かなり厚くなりましたり、大きくもなりました。
まあ、基礎構造はこちらから提供しましたが、作り上げたのはクマタカさん、
ということになりますかね。

最後に、

P6220022.JPG

解放しようと巣に戻したヒナです。
ひっくり返しておくとおとなしい。

P6220025.JPG

帰ろうとする私にごあいさつ。
まあ、威嚇されてます。

そんなこんなでまた書きすぎました。
いずれにせよ、今後もここの幼鳥はできるだけ追跡していくつもりです。






posted by Kankyosekkei Co., Ltd. at 19:54| 生物調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする