連日コロナ関係のニュースでなんだかくらーい感じですが、
環境設計株式会社にとってはうれしいニュースがありました。
独立行政法人水資源機構から、2年間にわたって実施した、
「平成30-31 年度小石原川ダムモニタリング調査」が
「優良業務」、本業務で主任技術者を務めた私が「優良技術者」
として「理事長表彰」を受賞しました。
https://www.water.go.jp/honsya/honsya/kisya/pdf/2020/06/20200629_honsya_02.pdf
毎年この時期に、○○業務が表彰されましたー、
とHPのトップであったり、本ブログで自慢方々紹介していたのですが、
昨年はしれっと表彰については触れずじまい。
実は、表彰業務がありませんでした。
一昨年は4件もあったのに・・・。
なので、当社としては2年ぶり。
水資源機構から理事長表彰をいただくのは4年ぶりとなります。
理事長表彰は受賞ランクとしては最上位です。
今年は水資源機構による委託業務に対するの理事長表彰は、
全部で11件、11名が受賞となったようですが、
表彰他社をみると大きなところばかり。
当社のような中小企業が理事長表彰をいただくことなんて、
希なことではないでしょうか。
まったくもってうれしい限り。
7月6日に水資源機構の本社のあるさいたま市で表彰式があり、
表彰状をいただいてきました。
コロナ渦の中の表彰式で、各社出席者が一人に限られるなど、
簡略化されていたそうです。
確かに4年前に受賞したときに比べると、ずいぶん質素だったような。

いただいた優良業務の表彰状。
記念写真。
写真を撮る直前までマスクをしてましたが、
その瞬間だけマスクを取るという。
業務内容を紹介させていただくと、
当時建設中、完成間近という段階のダムにおいて、
貯水池の出現や流量変化に伴う環境変化を把握するため、
環境調査を実施した、というものです。
今後、試験湛水やダムの運用が予定されていて、
環境の変化が予想される中、生物の様々な項目(魚類、
魚類遡上状況、底生動物、付着藻類、植物、鳥類、
両生類・爬虫類・哺乳類、昆虫類)、生物の生息・
生育環境(環境基図、河川物理環境)を対象とした
調査を行いました。
長期にわたるモニタリングをこれから開始しよう、
というところで、当社が実施する内容が長期的に
継続されることになります。あらかじめ調査の
基本計画的なものはあったのですが、
調査地点、時期など現地の状況に即して、
改めて詳細に検討し直しました。
生物及び生物環境に関する総合的な調査であり、
生物についての広い知識、実績、ノウハウが問われる
業務でした。私としてもこれまでの経験をフル活用
するような業務で、これまでいろんな業務をおそれずに
やってきたことが活かせた、ということでも
うれしいことでした。
ただし、なかなかこうした業務を当社単独で
こなすことは難しく、複数社にご協力いただきました。
もちろん今回の表彰はこうしたご協力の賜でもあります。
しかし、業務の最初の段階では、方々から、
「これは大きな会社向きの仕事だよ、
おたくはこんな大きな仕事できるの? 」
と疑いのまなざしを向けられていたようです。
結果としては、十分できる、ということを証明
できたんじゃないかと思います。
ドラマの台詞を借りれば、「倍返しだ!」 というところ。
しかし、なんだかんだ言っても、半沢なにがしは大手銀行の
エリートサラリーマンですもんね。それも組織内の争いだし。
ところが当社の場合は中小企業。
小さな会社が大手のやるような仕事に挑戦して、
大手以上の成果を残す。
「百倍返し」のような。
ある意味ドラマのような。
いけませんね。調子に乗りすぎました。
たぶん、今年表彰されたのは、昨年表彰がなかったことで、
謙虚な姿勢で仕事をやったおかげだと思います。
こんな偉そうなことを言っていたら、
また来年表彰なしになってしまう。
また明日からは謙虚になります。
この投稿もそのうち削除します。
ちょっと喜びすぎました。
ただ、これから就職しようという学生さんには、
一言いわせていただきたい。
「小よく大を制す」というようなことができる会社を
選ぶのもよろしかろう。
