春ですね。
というか、もう晴れたら暑いぐらいの季節となりました。
この時期は生物調査の始まりの時期でもあり、
段取りにそこそこ忙しかったりするのですが、
いつもいつも繁忙期みたいに働いていられないので、
まあのんびりとやらせてもらってます。
というか、休暇もとって、スキーに行きまくってます。
ここのところの意識とエネルギーの内訳は、
7割がスキー、2割がワシタカ、1割が仕事、という感じです。
仕事も9割が現場で内業に注ぐエネルギーは全体の1%。ほとんどない。
気がつけば今年は6回スキーに行ってます。そのうち繁忙期明けに4回。
こんなに行くのは久しぶりです。もう雪がないんじゃないか、
と言われることも多いのですが、行くところに行けば十分あります。
行ったスキー場を行った順に紹介すると、

まずは白馬の八方尾根。
オリンピックのダウンヒルが行われた日本を代表するスキー場です。
ここの上部の「どこを滑ってもいいですよ」的な感じが大好きです。

コブ斜面が充実しているのも素晴らしい。
この写真は兎平といいます。
上級者は跳ねるように滑ることとウサギをかけて、
「ぴょんぴょん平」とも言います。
私の場合はコブを滑りにスキー場に行っているようなものですが、
加齢と日頃の不摂生のため、とても飛び跳ねることはできず、
這うように滑ってます。

スキー場の上部から少し尾根を登ってみました。
景色の点でもこのスキー場は日本で一番のような気がします。



大阪ではちょうど花見の時期でしたが、ここでは霧氷が咲いているようでした。
続いて北信の野沢温泉。

ここは、ものすごく長いコブ斜面があって、ものすごく滑りごたえがあります。
ものすごく疲れます。

また、上部には無理なく滑れる樹林内コースがあって、けっこう楽しい。
続いてまた白馬に戻って白馬47。

ここもまたえげつないコブ斜面があって、急だし長いし、
春は掘れすぎて危ない。

全日本のモーグルチームが練習していたこともありました。
下にレストランがあって、外で食事している人も多いので、
いつも人に見られている気がして気が抜けません。

ここの景色もまたすばらしい。

学生時代にここと八方とどちらが景色がいいか、
今思えば下らんことでけんかしたぐらいです。

最後に、志賀高原の横手山・渋峠スキー場。
まず、ここは日本で最も標高の高いスキー場。最高点で標高2307mもある。
あまりはしゃぎすぎると高山病になってしまう。
スキー場に沿って群馬県と長野県をまたぐ国道が走っているが、まだ開通したばかり。

ここは標高が高いので、他のスキー場とは景色がちょっと違う。

見えている針葉樹林は、スギやらヒノキやらのしょーむない植林ではなく、
シラビソとかコメツガからなる自然植生。

森林限界より上の白馬のスキー場とはまた違う景色で、
ここはここですばらしい。

雲海の上を滑っているような感じ。
上の写真と同じ場所からの夏の景色。
なぜ夏の写真があるかというと、環境調査の現場でもあったから。
というか、スキーで行ったことがあったから、
この地点が観察ポイントになることを知っていた。
いやあ、スキーは仕事に役立つねえ。
帰りに志賀高原内のとある園地に立ち寄ってきました。
この池の周囲の広場とか木道を当社のM君が設計したらしい。
まだ半分、雪に覆われてますけど。
なんだか表彰されたらしい。
私には何が優れているかわからんけど。
まあ、夏になったら水生植物がいい感じになるのかな。
といって、どこを設計したのか知らなかったので、
メインの広場を見ていない。
コロナ禍もあって、M君も施工後の状態をまだ見ていなかったらしい。
スキーを利用して私が現場を見てきてあげたので、
行き帰りの交通費は会社が払ってくれるかな。
というわけで、春休み、スキー場レポートでした。
すでに意識はゴールデンウィーク、さらにスキーに行くかどうか熟考中。
やっぱり6回はきりが悪い。
ラッキーセブンは行っておかなければならないのではないか。
それにしても、後半2箇所は日曜日だったにも関わらず、
スキー場はガラガラ。
キャンペーン期間中で信州のスキー場はリフト券が半額になるのに。
スキー・ボードが流行でないにしても、ちょっとこれはひどい。
コロナ禍が終わってもスキー場はどんどん閉鎖してしまうのではないか。
今もリフトが全然動いていない。
これはなかなか厳しい。せめて私ぐらいはスキーに行かねば、と思う。
