2020年08月12日

虫取り


毎日暑いですね。
大阪はここのところ晴ばかり、、、、だったのかな。
私はこの5日ばかり九州にいて、ほとんど雨でした。
梅雨みたい。
そのせいで予定を延長しているうちに、
会社の屋上で栽培している野菜が水不足で大半が枯れました。
なんてこった。
会社に連絡して誰かに水をやってもらうんだった。
毎日雨だったのでそんなこと思い当たらなかった。

さて、九州では昆虫採集をやってました。
連休を利用して趣味の虫取り。
ではなくて、仕事です。
本来は7月の平日に予定していたのですが、梅雨明けが遅れたのと、
ご存じのとおり九州地方は今年は7月に大雨があり、
延期せざるを得なくなってしまいました。
そのしわ寄せで休日にも関わらず、仕事をやることになってしまった。

例年であれば夏休み期間の休日は交通機関や宿泊施設は混みまくり、
現地調査以前に移動や宿の予約ができないのですが、
今年はコロナのおかげで空きまくってます。

P8110036.JPG

こちら九州で乗った特急列車。
博多と有名な観光地を結ぶ路線なのですが、
この車両には私しか乗っていない。
どこに行ったGoToキャンペーン。
客室乗務員のお姉さんが暇そうで、
記念乗車証だとか絵日記だとか、マニア向け、
あるいはお子さん向けのものを持ってきてくれる。
さらに、20分ばかり駄弁っていかれました。

宿もGoToキャンペーンのおかげで料金35%引き。
にも関わらず、空いてました。
泊まっている他のお客さんも工事業者とか仕事関係の人が多そう。
GoToキャンペーンの有無にかかわらず宿泊していた人たち、
と思われる。いやあ、観光産業大丈夫か。
なんだかGoToキャンペーンで得しているのは、
私のような仕事で移動している人ばかり、という感じ。
多分趣旨と違うだろう。なんだか申し訳ない。
ただ、私もこんな時期に出張に行きたいわけではないのでご容赦を。

ところで今回の仕事は昆虫調査。
私としては、専門外なので、どちらかというとサポート役に回ります。
採集方法には主に網を振って虫を集める「スウィーピング」とか、
木の枝を叩いて落ちてくる虫を採集する「ビーティング」、
そのへんの虫を見つけ次第捕る「見つけ捕り」、
夜間にライトに集まってくる虫をトラップで集める「ライトトラップ」、
地面を歩き回る虫を穴に埋めたコップに落として捕る
「ピットフォールトラップ」などがあります。
このうち、何も考えずただ穴を掘ればいい、落ちた虫をコップごと
回収してくればいいという、いわば単純作業の
「ピットフォールトラップ」を主に担当しました。

寺周3-PT設置状況.JPG

いや、本当は虫が多そうな場所とか、環境の多様性とか
いろいろ考えなければならないはずですが、
他の方法に比べれば昆虫の識別は不要ですし、だれでもできる。
ただ、力業なので夏には疲れる。
まあ、最近太り気味なのでちょうどいい。

しかしながら、穴掘りばかりでは面白くない。
あと、私には秘めたる野望があって、
「クワガタだけは誰よりも捕る」
と思ってました。
子どもの頃は夏になると毎日のように山に行って
クワガタ取りをしていたものです。
クワガタを取らせると私の右に出る者はいまい。
一番のお気に入りはヒラタクワガタ。
ノコギリクワガタやオオクワガタよりもかっこいい、
と思ってました。ノコギリクワガタやミヤマクワガタのような
派手さはないけれど、オオクワガタのような希少性もないけれど、
一番丈夫で力持ち。
残念ながら中学生になって部活動をやり始めると、
私のクワガタ熱はすっかり冷めてしまったのですが、
昆虫調査となると、ねらうはクワガタばかりなり。
仕事なんで特定のものばかりねらったらダメなんですけどね。
まあ、網羅的な採集は専門とする他の人にお任せ。
そんなわけで、ピットフォールをできるだけ早く終わらせて、
クワガタ取りもやってやろうと虎視眈々。
今回はヒラタクワガタをねらってました。

ただ、今回の調査環境はあまりクワガタのいそうな場所がない。
唯一いそうなのは河川敷。
一般に、クワガタやカブトムシは山に生えているクヌギに多い、
と思われており、河川敷にいる、ということは
あまり知られていないのですが、実は河川敷に生えている
ヤナギによくいます。
あと、樹液の出ている木にいるので、
甘い匂いのするところを探します。
そんなところを探していると、やはりねらったところにいました。

ヒラタクワガタ1.JPG

これはちょっと木に登ってみつけた個体。
蝶の方はコムラサキ。

ヒラタクワガタ2.JPG

こちらは小型のヒラタクワガタ。

ヒラタクワガタ3.JPG

こちらはなかなかご立派な個体。
やっぱりかっこいいね。

久しぶりにクワガタ取りに熱中しました。
私以外の人はだれもヒラタクワガタを捕っておらず、
十分役目を果たしました。
子どもの頃の訓練が役立ちました。
なんだかこの仕事には大学とかで学んだことより
子どもの頃の経験の方が役に立っているような。
もっとも、仕事なので、せっかく採集したヒラタクワガタも
取り上げられてしまいます。
まあ、捕ることが楽しいのでこれで十分。

みなさんもせっかくの休みにコロナコロナで
家にばかりいたらつまらないでしょう。
何百キロも移動しろとはいいませんし、
そんなに遠くまで行く必要もないので、
近くの山や川に行って昆虫採集をしてみてはいかが?
あまり人に会うこともないですし、コロナに感染することもないでしょう。
もっとも熱中症にはなるかもしれない。




posted by Kankyosekkei Co., Ltd. at 21:10| 生物調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月23日

オオタカカメラ


緊急事態宣言が大阪府では解除されました。
やっほーい。
全国的な解除も間もなくでしょう。
いやあよかったですね。
何がよかったって、重苦しい雰囲気が晴れていくのが喜ばしい。

まあ、あんまり喜ぶな的なことも言われてますが、
花火でもあげたい気分です。
とはいえ、環境設計は5月中、希望者はテレワーク継続だそうです。
とはいえ、テレワークでも出社でも個人的には
あまり変わらないんですけどね。
どうせ会社にいることが少ない時期なので。

幸い、コロナ騒ぎの前に私自身の今年度の仕事は
ほぼ確保できています。また、生物調査は季節限定物が
多いことから、中止されるものが少なく、
適度に忙しい、という状態が続いています。
打合せなどが中止や電話・メール・電子会議でのやりとりに
変わって楽になった部分もありますが、普段と違うやり方のために
調整が多くなって、面倒なことも多かった。
あと、若い人やバイトさんが近くにいないと
仕事を振ることが難しく、細々としたことまで自分でやらなければ
ならなくなって、仕事が増えたような気がする。
気分的なものから仕事のやり方、忙しさなど、
なんやかんやでコロナの影響は大きかったなあ。
ほかの業界、社内のほかの人に比べるとたぶん、
すごく小さかったんでしょうけど。
ただし、我々建設コンサルタントの仕事への影響というのは
これからでしょう。
国や自治体の税収が少なくなって、公共事業が減らされるのか、
あるいは景気対策として増えるんでしょうか。
普通の不景気だったら、増えるんでしょうけどね。

まあ、あんまり深刻に考えても仕方がないので、
いつものクマタカカメラ画像など。
ほんといつも平常運転です。

IMAG7213.jpg

こちら5月23日現在の画像です。
ずいぶん大きくなりました。
32日齢です。
だいぶ黒い部分が増えました。
非常に順調です。雛の生育状況は・・・。
ただし、カメラのほうが不安定になってきておりまして、
たまにしか画像が送られてこない。
2年間もたないとは・・・・。
まあ、画像はSDカードに保存されているはずなので、
たまにでも無事の便りがくれば十分ではあります。

さて、今年はこうした猛禽類の繁殖状況の遠隔監視としては、
このクマタカ以外にもう1か所のクマタカ、さらにオオタカも
観察しています。

昨年末に、オオタカの巣にカメラをかけようと、
前から知っている営巣地に行ったところ、
巣材がほとんど落ちてました。
巣を支えている枝が朽ちて支えられなくなったらしい。
これはダメだと思ったのですが、せっかくなので、
その木の上のほうに人工の巣をかけてみることにしました。
行く前はまったくそのようなつもりがなかったので、
材料もほとんど現地調達、
使うとすればカメラを設置するために用意した結束バンド
ぐらいです。時間もあまりなくて、ごくごく荒っぽく製作。

そうしたところ、2月になって雌成鳥が初飛来。
巣を物色してました。
オスも3月になって飛来しました。こちらも巣を物色している感じあり。
4月中旬になると、メスが下尾筒(尾羽の下側のふさふさした白い羽)
を広げて飛来しています。これは繁殖期の求愛行動と思われます。
繁殖活動は活発化していたのではないでしょうか。
ただし、この時期はすでにオオタカの平均的な産卵時期に
さしかかっています。
この時期になってもこの巣では一切、造巣活動が行われず、
様子見に飛来、という状態にとどまりました。
オオタカさんのお気に召さなかったようで。

やっぱりもうちょっとちゃんと準備しないとダメでしたかね。

このほか、この巣にはノスリやカラスもやってきましたが、
いずれの種も利用することはありませんでした。

手抜き工事はやっぱりすぐばれます。
来年、この巣をもう少し補強してやろうか、
あるいは別に巣にカメラをかけるか、
オオタカももう1回ぐらいはチャレンジしてみたいですね。



posted by Kankyosekkei Co., Ltd. at 22:51| 生物調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月22日

クマタカカメラ 2020 4/22


今年もやってます、クマタカカメラ。

昨日(4/21)、孵化しました。

IMAG3699.jpg

孵化したばかりの画像。7:36のことです。

IMAG3755.jpg

その日の午後の画像。まだ首がすわっていない。

IMAG3842.jpg

本日(4/22)の画像。もうしっかりしている。

というわけで2年連続のヒナ誕生。
平均的なクマタカのふ化時期と比較すると早めですが、
昨年よりは2日遅れ。
抱卵日数は昨年とまったく同じ48日間。
昨年と同じくふ化前日に餌の搬入があり、ふ化日となった昨日、
今日と餌が搬入されており、非常に順調。

クマタカは連続繁殖することが少ない種です。
ここも前回と前々回の繁殖の間は2年空きました。
今回、連続繁殖しているのは、つがいのコンディションがいいのか、
冬に暖かかったことなど気象条件が幸いしているのか、
餌条件が良くなったのか、
あるいは人工巣によって造巣の手間が省けるのがいいのか。
はたまたカメラが付いていると張り切るのか。

何にせよめでたい。
今年も楽しみができました。

繁殖状況観察は画像送信型カメラに家でのんびり任せてテレワークしてましょう。
鳥の観察は人と接触するわけではないけど・・・。




posted by Kankyosekkei Co., Ltd. at 12:36| 生物調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする