2020年09月28日

魚類調査


ようやく涼しくなって、秋らしくなってきましたね。
ただ、急に気温が下がると秋の昆虫調査であまり虫が捕れなくなるので
恐れおののいております。

さて、この週末は少し遠出して魚類調査に行ってきました。
現場は大阪湾内に浮かぶ無人島。

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無人島とはいっても、漁港から1分ぐらいの、
ごく簡単に行ける小さな島です。

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ここは以前、植物や鳥類を対象に調査しています。
ただし、魚類は調べていなかったので、今回、「自主的」に調査してきました。

島の北側の灯台付近に調査地点を定め、調査を開始すると、
まず採捕したのが、

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なんだベラか。
ベラのムチは痛いよ。

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次もベラ。

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その次もベラ。

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その次もベラ。

なんだベラしかおらんのか。
せめてベロとかベムとか。

ということで、最初の地点ではベラのみで終了。

続いて桟橋地点では、

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小アジと鯛の小さいのを採捕。

ここまで読んで、「ただの釣りじゃん?」「遊びちゃうの?」
と思われる方もいらしゃるかもしれません。
いやいや、環境調査を生業にしている者として、
どこに行ってもそこにいる生物を調べることを旨としております。
それが証拠に、ここまでは、「釣り」という手法を用いてましたが、
最後は投網を取り出して、水際から打ってみたところ、

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ベラ、カワハギ、ヨウジウオを採捕しました。
これにてこの島では、ベラ、タイ、アジ、カワハギ、ヨウジウオの5種が
分布していることが分かりました。

以前来たときにはチヌ(クロダイ)が水際で遊んでたんですけどね。
時期が違ってたかな。

決してチヌを釣ってやろうとその島に行ったわけではありません。
決してチヌを水際で捕ってやろうとして投網を持って行ったわけではありません。
決して業務で得られた情報を遊びに活かそうとしたわけではありません。

でも、チヌは釣りたかったなあ。
最初の灯台下で2回、糸を切られてしまった。残念。





posted by Kankyosekkei Co., Ltd. at 16:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月13日

試験


9月も中旬にさしかかって、やっと暑さも落ち着いてきましたかね。
夏の疲れで体調など崩されませぬよう。

さて、私はというと、ただいま瀬戸内海をナイトクルージング中。
現場へフェリーで移動するところ。

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夕焼けの明石海峡大橋が美しい。
こんなときはゆっくり船旅を楽しみましょう。

と思っていたら、「技術士試験のアドバイスを請う」とのメール。
そうなのです。1週間後に技術士試験がありまして、
社員のみなさま方はお勉強に忙しい。
例年は7月にあるのですが、今年はコロナの影響で延期されて、
9月下旬となりました。4連休の最終日。

社会人になっても試験? と思われるかもしれませんが、
環境設計は技術の会社。
技術を維持、向上させるには仕事だけではなく、それ以上に勉強が必須。
技術力だとか勉強の成果を証明するには資格が必要、というわけです。
なので、環境設計では各種資格試験の受験を推奨してますし、
勉強もサポートしています。
特に「技術士」は建設コンサルタントの業務を行う上では
非常に重要なもので、営業的にも必要不可欠な資格です。
今年は社員の半分以上が受験します。

私はというと、技術士はいくつかの部門・科目で合格しており、
これ以上はあまり必要ではないので、サポート役にまわっています。
技術士試験は主に論述形式であり、先ほどのメールは
「模擬問題に解答してみたので添削して欲しい」という内容でした。

クルージングの最中ではありますが、若者の熱意には応えねばなるまい。
喜んで添削いたしましょう。
船内での添削の画面。

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注釈だらけ・・・・。
この方はもうちょいですな。



posted by Kankyosekkei Co., Ltd. at 18:43| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月12日

虫取り


毎日暑いですね。
大阪はここのところ晴ばかり、、、、だったのかな。
私はこの5日ばかり九州にいて、ほとんど雨でした。
梅雨みたい。
そのせいで予定を延長しているうちに、
会社の屋上で栽培している野菜が水不足で大半が枯れました。
なんてこった。
会社に連絡して誰かに水をやってもらうんだった。
毎日雨だったのでそんなこと思い当たらなかった。

さて、九州では昆虫採集をやってました。
連休を利用して趣味の虫取り。
ではなくて、仕事です。
本来は7月の平日に予定していたのですが、梅雨明けが遅れたのと、
ご存じのとおり九州地方は今年は7月に大雨があり、
延期せざるを得なくなってしまいました。
そのしわ寄せで休日にも関わらず、仕事をやることになってしまった。

例年であれば夏休み期間の休日は交通機関や宿泊施設は混みまくり、
現地調査以前に移動や宿の予約ができないのですが、
今年はコロナのおかげで空きまくってます。

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こちら九州で乗った特急列車。
博多と有名な観光地を結ぶ路線なのですが、
この車両には私しか乗っていない。
どこに行ったGoToキャンペーン。
客室乗務員のお姉さんが暇そうで、
記念乗車証だとか絵日記だとか、マニア向け、
あるいはお子さん向けのものを持ってきてくれる。
さらに、20分ばかり駄弁っていかれました。

宿もGoToキャンペーンのおかげで料金35%引き。
にも関わらず、空いてました。
泊まっている他のお客さんも工事業者とか仕事関係の人が多そう。
GoToキャンペーンの有無にかかわらず宿泊していた人たち、
と思われる。いやあ、観光産業大丈夫か。
なんだかGoToキャンペーンで得しているのは、
私のような仕事で移動している人ばかり、という感じ。
多分趣旨と違うだろう。なんだか申し訳ない。
ただ、私もこんな時期に出張に行きたいわけではないのでご容赦を。

ところで今回の仕事は昆虫調査。
私としては、専門外なので、どちらかというとサポート役に回ります。
採集方法には主に網を振って虫を集める「スウィーピング」とか、
木の枝を叩いて落ちてくる虫を採集する「ビーティング」、
そのへんの虫を見つけ次第捕る「見つけ捕り」、
夜間にライトに集まってくる虫をトラップで集める「ライトトラップ」、
地面を歩き回る虫を穴に埋めたコップに落として捕る
「ピットフォールトラップ」などがあります。
このうち、何も考えずただ穴を掘ればいい、落ちた虫をコップごと
回収してくればいいという、いわば単純作業の
「ピットフォールトラップ」を主に担当しました。

寺周3-PT設置状況.JPG

いや、本当は虫が多そうな場所とか、環境の多様性とか
いろいろ考えなければならないはずですが、
他の方法に比べれば昆虫の識別は不要ですし、だれでもできる。
ただ、力業なので夏には疲れる。
まあ、最近太り気味なのでちょうどいい。

しかしながら、穴掘りばかりでは面白くない。
あと、私には秘めたる野望があって、
「クワガタだけは誰よりも捕る」
と思ってました。
子どもの頃は夏になると毎日のように山に行って
クワガタ取りをしていたものです。
クワガタを取らせると私の右に出る者はいまい。
一番のお気に入りはヒラタクワガタ。
ノコギリクワガタやオオクワガタよりもかっこいい、
と思ってました。ノコギリクワガタやミヤマクワガタのような
派手さはないけれど、オオクワガタのような希少性もないけれど、
一番丈夫で力持ち。
残念ながら中学生になって部活動をやり始めると、
私のクワガタ熱はすっかり冷めてしまったのですが、
昆虫調査となると、ねらうはクワガタばかりなり。
仕事なんで特定のものばかりねらったらダメなんですけどね。
まあ、網羅的な採集は専門とする他の人にお任せ。
そんなわけで、ピットフォールをできるだけ早く終わらせて、
クワガタ取りもやってやろうと虎視眈々。
今回はヒラタクワガタをねらってました。

ただ、今回の調査環境はあまりクワガタのいそうな場所がない。
唯一いそうなのは河川敷。
一般に、クワガタやカブトムシは山に生えているクヌギに多い、
と思われており、河川敷にいる、ということは
あまり知られていないのですが、実は河川敷に生えている
ヤナギによくいます。
あと、樹液の出ている木にいるので、
甘い匂いのするところを探します。
そんなところを探していると、やはりねらったところにいました。

ヒラタクワガタ1.JPG

これはちょっと木に登ってみつけた個体。
蝶の方はコムラサキ。

ヒラタクワガタ2.JPG

こちらは小型のヒラタクワガタ。

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こちらはなかなかご立派な個体。
やっぱりかっこいいね。

久しぶりにクワガタ取りに熱中しました。
私以外の人はだれもヒラタクワガタを捕っておらず、
十分役目を果たしました。
子どもの頃の訓練が役立ちました。
なんだかこの仕事には大学とかで学んだことより
子どもの頃の経験の方が役に立っているような。
もっとも、仕事なので、せっかく採集したヒラタクワガタも
取り上げられてしまいます。
まあ、捕ることが楽しいのでこれで十分。

みなさんもせっかくの休みにコロナコロナで
家にばかりいたらつまらないでしょう。
何百キロも移動しろとはいいませんし、
そんなに遠くまで行く必要もないので、
近くの山や川に行って昆虫採集をしてみてはいかが?
あまり人に会うこともないですし、コロナに感染することもないでしょう。
もっとも熱中症にはなるかもしれない。




posted by Kankyosekkei Co., Ltd. at 21:10| 生物調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする