2019年04月07日

春休み


春ですね。
まごうかたなき春ですね。
世間では少し前から春だったようですが、
我々コンサルに属するものが春を実感するのは繁忙期が終わる4月から。

最近は、昔ほどではなくなったような気がしますが、
それでも納期が集中しますからね。
それなりに忙しい。
加えて私の場合は猛禽類を相手にしており、繁殖期でもあるので、
仕事でもできるかぎり現場に出たいし、
プライベートでも見なければならないところがある。
内業やら仕事の現場やら遊びの現場やらで忙しくなってしまう。
まあ、遊びの現場は休みなんですけどね。

そんなわけでコンサルはたいてい2,3月あたりは忙しいのですが、
4月からは一変します。
世間では働き方改革、というらしいですが、
年中同じペースであんまりがんばらない働き方よりも、
一時期がんばって、その後はしっかり休む、あるいはまとめて遊ぶ、
というほうがメリハリがあっていいんじゃないですかね。

私も今週はお休み。もともとは29日あたりからドバーっと
10日ぐらい続けて休むつもりだったのですが、よんどころない事情で
休みは火曜の午後からになってしまった。
まったく会社とも仕事とも関係ないですが、私の春休みを紹介します。

火曜日の午前は愛知県で打合せ、昼であがると休暇入り。
午後からは東京近辺に移動。

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途中、新東名を走らせていると、富士山が見事。
ちょうど冬型で雪が降ったし太平洋側は天気がいい。
東京近辺では古い知り合いに集まってもらって宴会。

水曜はよんどころない事情で、とあるセレモニーに出席。
場所が九段だったので、終わってからニュースなどで有名な千鳥ヶ淵に行ってみた。

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ちょうど桜が満開。
人もいっぱい。ボートだらけ。
それでももっと外国人が多いかと思ったが、日本人の方がずっと多い。
大阪城など関西よりもましなのか、たまたまか。

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近くなので靖国神社も行ってみた。まるでお上りさんですな。
そういえば10年以上東京近辺に住んでいたのに行ったことがなかった。
すぐ前のお客さんのところにしょっちゅう打合せに行ってたのに。

木曜は新潟に移動。

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みつまたかぐらスキー場にてスキー。
春スキーといえばみつまたかぐらですが、
まるで私に合わせてくれたように前の日まで雪が降ってくれて、
4月とは思えないコンディション。
まさか新雪滑りができるとは思わなかった。
こういうときはかぐらは最高なんですよね。
この写真の奥の斜面のどこを滑ってもいいんです。
こういう自由な感じがすばらしい。
景色も外国のスキー場みたいでいい感じ。
しかし、さすがに4月なので新雪とはいっても重い。
すっかり疲れてしまった。

といいながら、金曜日は長野に移動して野沢温泉スキー場にてスキー。

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ここも上の方は「どこでも滑って、ただし自己責任ね」というスキー場。
林内どこでも滑れる。ブナだらけ。
最近は何でも規制していると客が集まらないのか、一時の「とにかく安全、でもつまらない」
という状態を脱して、ちょっと羽目を外せるスキー場が増えてきたようです。

そんなわけで、休みというとスキーばかりしております。
繁忙期で体がなまって全然ダメだろうと思ってましたが意外と元気。
まだまだ滑れる。
明日は白馬に移動して八方尾根かな。

ここまでつまらんことを書き連ねてきましたが、
ちょっと仕事でも使うかもしれないネタを。

休み中にひとつだけ試したいことがあって、
私の持っているドローンには「アクティブトラック」という機能があります。
これは、対象物を自動で追尾するモードです。
一定の距離を保って追いかけたりします。
説明書を見ると、秒速15mまで出せる、というのでたいていのものを追跡できるはずです。
ユーチューブなんかを見るとバイクを追跡したりしている。

そんなわけで、スキーをしている私を撮影してみた。
まず1回目。



全然付いてこない。
大失敗。
コントローラーをかばんに入れたところ、レバーが何かに触れたみたいで、
アクティブが解除され、勝手に移動して木に接触。
落下。
まあ、落ちてきただけマシ。
すぐ見つかったし、下が雪なのでプロペラひとつ破損で済んだ。

プロペラ交換の後、再度トライ。
今度はコントローラーの対策は万全。



滑り終わって見上げたら、
あれ?
ドローンいない。

後で画像を見たら最初ゆっくり滑っているときは付いてきているけど、
急なターンをするともう追尾できなくなってるやん。
コントローラーには「追跡対象が不安定なので追尾できません」なんて出ていた。
いやいや、そういうものを追尾できなきゃおもしろくないやん。
まあ、私の滑りが速すぎるということか。
いやいや、そんなに速く滑ってないし。
使えねえ、これ。
こぶ滑りとかポールバーンとか激しく動くところを撮ってみたかった。

たぶん、設定とかシチュエーションとかあるんでしょうからいろいろ試すしかないか。
しかし、どこかに「アクティブトラック」はドローンをロストあるいは落下させやすい、
と書いてあった。試している間に何個かダメになるな。

以上、最後にちょっと「落ち」を入れました。
ほんとに落としたし。
ちゃんちゃん。





posted by Kankyosekkei Co., Ltd. at 00:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月04日

クマタカカメラ 3/3 産卵


いよいよ3月、年度末です。
おそろしい時期となりました。

そんな中でも、クマタカが産卵するかどうか、やきもきしながら
送信されてくる画像を見ておりました。
クマタカの産卵時期は一般的には3月頃とされており、ピークは中旬のようです。
なので、2月に産卵することは希なはずですが、西日本では時折見られます。
今回、人工巣で営巣活動をしているつがいについては、
2月10日頃から造巣活動が非常に活発化し、
20日頃からは早朝、夕方に飛来することもあったので、2月中に産卵するのでは、
と思って今日か、明日かと毎日期待しながら待っておりました。
結局は月を越えて3月2日の夕方から3日の早朝にかけて産卵したようです。
どうせならとびきり早い記録を、と思っておりましたが、
早いほう、ぐらいで落ち着きました。
まあ、早ければいいというものでもなく、
とりあえず、産卵まで行き着いたことでホッとしております。
人工巣への誘致、という点ではもはや「成功」といっていいのではないでしょうか。

こういう記録も少ないと思いますので、産卵前後の経過を画像付きで紹介しましょう。
3月1日までは巣材運びが頻繁に行われても、ずっと巣に滞在している、
ということはありませんでした。
数時間巣材運びが続いても、飛来のない時間帯もある、というような。
あるいは、夕方とか早朝に巣に飛来しているので、
巣の近くでねぐらをとっていたのでしょうが、巣そのもので夜を明かす、
ということもなかったようです。
それが、3月1日の夕方暗くなってから雌が飛来すると、

1903011837.jpg

なんだか産卵姿勢といった形で固まります。1日18時37分の画像。
これ、「うっうまれるー」って感じでふんばっているんですかね。
そのままこの日は夜間も巣に滞在したようで、2日の早朝の暗いうちから巣におりました。
(19時から翌朝6時まで撮影を中断)
こりゃあ1日の夕方に産卵したか、と一時は思ったのですが、
2日の昼間は巣から離れていることもあり、まだ産卵していないことがわかりました。

1903021226.jpg

2日12時26分の画像。
それにしても産座あたりはヒノキの葉が置かれており、柔らかい感じがします。

2日は結局、一時的に巣から離れることがあっても、ほぼ1日中雌は巣に滞在していたようです。
それで、2日の夕方からまたふんばりポジションになりまして、

1903021651.jpg

これが16時51分。

1903021701.jpg

続いて10分後の17時01分の画像だと体が沈みます。
この間に産卵した可能性が一番高いと思ってます。

その後は体の回転があってもあまり姿勢を変えることなく夜まで滞在。

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こちらは2日の18時56分の画像で、2日最後のものです。

1903030606.jpg

こちらは3日06時06分の画像で、3日最初のものです。
たまたまかもしれませんが、前夜とほとんど動いていません。

1903030657.jpg

その後、抱卵していることがはっきり分かる姿勢となります。
こちらは3日6時57分の画像。

1903030923.jpg

続いて3日9時23分の画像。
胸の下に白い物体が見えます。少し体を浮かせています。

1903030934.jpg

3日9時34分の画像。また完全な抱卵姿勢。

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3日14時55分の画像。5時間以上ほとんど動かず。

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3日15時07分の画像。いったん立ち上がって完全に卵が見えます。

1903031759.jpg

その後、また抱卵姿勢に戻って夜まで抱卵継続。
これは3日17時59分の画像。

1903040839.jpg

最後が4日8時39分の画像。
今日も雨の中抱卵を継続しています。

以上のように確実なのは2日の夕方から3日の早朝にかけて産卵した、
ということですが、2日の夕方17時頃が有力ではないか、と思います。
現地のカメラには短時間ですが動画も記録しているので、いずれ分かるはずです。

ただ、1日の夜から4日まで識別が確実なところではずっと同一個体を確認しており、
雌しか飛来していないようです。尾羽に特徴的な損傷があって、
尾羽が見える画像では雌であることが確実です。
少なくとも、前回紹介した若い個体はここ数日まったく画像に写っていません。
昨日も今日もあまり天気が良くない、ということも関係しているかもしれませんが、
抱卵交代が行われていないようです。

こうなると、産卵はしたものの、継続されるか心配だなあ。

今年は他のつがいでも同様の方法で繁殖状況を観察してますが、
産卵を確認したのはこの人工巣のつがいが初めてです。
別のつがいもこれに続くことを期待しています。

また新たな展開があれば紹介します。






posted by Kankyosekkei Co., Ltd. at 13:24| 生物調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月19日

クマタカカメラ 2/19 造巣活動ますます活発


2月も下旬にさしかかって、一番寒い時期も過ぎ、春ももうすぐ、というところでしょうか。
とはいえ、我々建設コンサルタントにとっては繁忙期まっさかり、という感じになってきました。
我々にとっての春は4月1日です。
早いとこ2月、3月が終わることを祈るのみです。
しかし、工期はもうちょっと待ってくれー、と矛盾した願いをかかえてます。

そんな中、クマタカカメラについては一服の清涼剤、というか、
忙しい中でも画像が送られてくるたびに楽しくなります。

前回の報告で、しばらく人工巣に飛来してきていない、あやしい、
といったことを書きましたが、その後ほどなく、また活発に飛来するようになり、
ほぼ毎日巣材運びのため飛来しております。
最近では早朝や暗い時間帯にも飛来しており、巣の周辺でねぐらをとっている様子です。

1902180631IMAG0381.jpg

こちらは昨日の早朝の画像。
暗いうちからせっせと巣材を搬入しています。

また、巣の上には青葉付きの枝が敷き詰められていますが、
特に中央の産座あたりにはヒノキの葉が多くなってます。
スギの葉よりヒノキの葉の方が柔らかいので、
卵を暖めるには都合がいいのでしょうか。

1902171222IMAG0379.jpg

こちらは一昨日の巣の状況。
クマタカが在巣していると巣材の様子が見えないのですが、
このときはヤマガラが飛来したおかげで巣の全体を見ることができます。
センサー感度は少し落としているのですが、それでも小鳥程度に反応します。

いずれにせよ、巣の状態とかクマタカの飛来状況からすると産卵間近、
という感じで、いよいよ期待が高まってきました。

ただ、少し気になることもありまして、
巣の大きさは二羽並んで滞在できる、標準より少し大きい程度のはずですが、
雌雄が一緒に巣に滞在している瞬間がない。
ごくわずかに、1羽が滞在しているときにもう1羽が飛来してきた瞬間が写っているのみです。

1902120715IMAG0313.jpg

上の個体が飛来してきて、もう1羽が入れ替わりに飛び出そうとするところ。

どうもここまで撮影できている個体はほとんど同一の個体で、
つがいのもう一方の個体が写っていることが少ない。
雌雄いずれかのみが巣材運びをがんばっているように思えます。

並んで滞在していないのと、カメラが広角レンズなので少しの距離の違いで
個体の大きさがまったく異なって見えるため、個体の大小がよくわからず、
ここまで雌雄が確定できておりません。
ただ、どちらかというと、よく飛来してきているのが雌、という気がしています。

1902121103IMAG0319.jpg

この個体はよく飛来してきている方です。
頭の色が濃く虹彩が黄色であることなど十分に成熟した個体のようです。

もう一方のたまに来る方は全体的に色が淡く、かなり若く見えます。

1902050836IMAG0265.jpg

最初、スマホで見ていると2年前に巣立った若鳥がたまに巣に戻ってくるのか、と思いました。
よく見ると、2年目というほど若くはないですが、4、5才程度というところかと思います。
おそらくつがいを形成して早々で、初めての繁殖参加ではないでしょうか。
巣材運びにあまり協力していないようですし、巣での滞在時間自体が短く、
こういう個体で最後まで繁殖できるのかなあ、という不安があります。
これが雌だとまだいいのですが、雄が若いとハンティングがへたくそで、
餌が不足して繁殖失敗、ということになりかねない。

ところで、上の画像の足下を見ると、餌があります。
この餌は、成熟した個体の方が搬入したようです。

1902050826IMAG0263.jpg

餌を搬入したところ。
種類はよく分かりませんが、鳥のようです。
これを若い方の個体がもらったみたいです。

0902050847IMAG0267.jpg

それを若い方の個体が巣の上で食べてました。
こういう行動からすると、雄から雌に求愛給餌した、
だから餌をもらって食べていたのは雌だろう、というふうに普通は考えるのでしょうが、
感覚的にはもらった方が小さくて、そのわりに頭が比率的に大きく見え、
冠羽に突出羽根がありそうなことから、雄という印象があります。
また、以前紹介したことがありますが、クマタカの場合、雌が雄に餌を与えることもあるようです。
バレンタインの月ですし。
一方で、巣で餌を食べるのは普通、雛や幼鳥で、つがいの雌雄はあまり巣で餌を食べることがない。
このように若い個体は不慣れな感じがしますし、イレギュラーなこともするのでは、
というふうに思います。
しかしながら、私の見立てが間違っている方がいいなあ。
まあ、カメラに録画されている動画を見れば雌雄が並ぶ瞬間もあるかもしれませんし、
産卵すれば雌雄がはっきりします。
いずれにしても、もうまもなく、という感じですし、産卵を待とうと思います。

また新たな展開があれば報告します。



posted by Kankyosekkei Co., Ltd. at 13:56| 生物調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする